toki warp weft: Profile

国内生産の生地企画、インドの手織り生産の生地企画とストールの企画、生産管理、加工、　販売をしています。

手織にしか出来ないこと、機械のほうがやり易いこと、どちらがいいかを議論するより、どちらもその特性を生かした生地企画が出来たらいいなと、現在励んでいます。

手織で試織をすることは、紙やPC の中だけで考えるより、偶々間違えてしまったり、ちょっと織ってみたその布の思わぬ結果の中で手を動かしたり、時には手が動かなくなり迷いながらデザインをしていくことです。風合いや、ちょっとした糸の見え方の表情は、ただ頭の中で考えただけではなかなか私には答えが出ないのです。そして、糸の構成、組織、色柄　密度によって色の見え方や表情や風合いが変化すること、それが織物に惹かれてしまう私の理由の一つでもあります。そしてそれはいつも悩ましいのです。